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 川根茶とは     お茶の淹れ方
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川根銘茶

 静岡県の大井川上流域の川根地区(川根町、中川根町、本川根町)の一帯で生産される茶を川根茶と言います。品質がとても良く、香気の優れたものが多いことで知られ、銘茶とされています。  茶畑のほとんどが山の斜面を利用して栽培されています。大井川渓流の川霧と気温の寒暖差があることが、日本茶の栽培には最適な環境と言えます。天皇杯・農林大臣賞にも浴した誉れ高い銘茶として広く知られています。 大井川に沿った川根路の山あいの茶畑に蒸気機関車の白い煙が消えていきます。静岡県の金谷駅から井川駅を結ぶ、全長60km(大井川本線39.5km・井川線25.5km)のローカル私鉄、大井川鉄道です。大井川鉄道は、たくさんのSLを動態保存(運転できる状態で保存すること)する鉄道として知られています。また、「南アルプスあぷとライン」と呼ばれる井川線は、今では 日本で唯一のアプト式(軌道の中央に歯を刻んだレールを設置し、動力車に取り付けた歯車と噛み合わせて急坂を進ませる方式)区間を持つ路線として人気です。

静岡茶

 明恵上人によって、宇治に移された茶は、やがて成長して、日本各地に普及することとなります。隣の大和、伊勢、そして駿河から川越と、現在の日本における主要茶産地の基礎が作られました。 また、もう一説には、京都の東福寺の開祖である聖一国師が伝えたとも言われています。聖一国師の生国は、現在の静岡市郊外にある、足久保の栃沢で、現在も生家はそのまま引き継がれています。聖一国師は修行のため1235年に中国に渡り、約7年間修行し1242年に博多に上陸しています。帰国に際して、茶の実を持ち帰り、生まれ故郷の足久保に播いたといわれています。 日本の約半分の生産量を占める静岡県では、5000ヘクタールの広さを持つ日本最大の茶園牧之原台地とその周辺をはじめ、富士山麓、安倍川、大井川、天竜川、太田川流域などでそれぞれの自然環境を活かした特徴のある茶が生産され、それぞれの産地銘茶を確立しています。

2003年11月開設・現在進行形 川根のお茶や
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