茶とは | 川根茶(静岡茶) | おいしいお茶を | お茶の淹れ方 | お茶と健康 |
茶の歴史と人物 | 中国茶とは | おいしい水とは | 茶飲み話 | 茶を極める |
お茶博士試験 | ヒトリゴト | お茶を食す | 川根のお茶やサイト | |
茶外茶 | お茶にふれる | 茶の年表 | 茶の辞典 | 新着情報 |
中国茶の辞典 | 各地の銘茶 | |||
茶の名園と茶樹 | 茶の品種 | 弔事の心得 | リンク | その他のリンク |
ハーブティー | 美味堪能 | お茶のマナー | 参考文献 | 管理人 |
目 次 | ||||
日本茶の淹れ方 | 中国茶の淹れ方 | 紅茶の淹れ方 | ||
How to serve Japanese green tea |
涼茶の種類 | 作り方 | ポイント |
---|---|---|
基本の 冷やし煎茶 | 適温で少し濃い目に煎茶を淹れ、氷を入れたグラスまたは湯飲みに注ぎ、急冷する。 | グラスを変えると趣の変わった煎茶ロックに。急冷したものは渋みも少なく長時間おいても色が変わりにくいのが特徴です。 |
食感が新鮮 ゼリー 緑茶シェイク | 普通に淹れた煎茶にわずかの甘みをつけ、粉寒天で緩めに固めておきます。グラスにクラッシュアイスと、砕いたゼリーを交互に入れ、上からジンジャーエールを注ぎます。 | クラッシュアイスと時々ツルンと入ってくるゼリーは新しい食感です。ほうじ茶でも楽しむことが出来ます。 |
究極の 玉露氷茶 | ガラスの玉露茶器に玉露10gと氷を入れ、少しのお湯を先に注ぐ。30分位おき、静かに氷の中で玉露が抽出されるのを待つ。 | 深く鮮やかな緑色で甘くまろやかなうまみを醸し出す玉露を贅沢に使い、じっくりと氷で抽出します。 |
手軽な 水出し煎茶 | ガラスのポットに、煎茶または深蒸し煎茶40~50g(茶量は好みでお茶パックを使用するのも一案)を加え、はじめに適温のお湯を少し注ぎ、香りを出してから、氷水1リットルを加え、しばらく放置し、そのまま冷蔵庫で冷やす。 | 食事にもおすすめ。気分を楽しみたい時は、レモングラスを一本マドラー代わりにさして供すると、爽やかなレモンの香りが楽しめます。 |
お茶をおいしく淹れたいと思いませんか? ちょっとしたポイントさえ覚えれば、誰でも簡単においしいお茶を淹れることが出来ます。お茶を淹れる際の注意点とポイントをしっかりと抑えれば、今日からあなたもお茶名人です。 茶種の特徴を理解する。お茶の種類によって淹れ方が違うので、先ず、お茶の種類を確認して、これにあった淹れ方をする事が大切です。 水を吟味するこれはおいしい水で特に緑茶に適した水質のものを選ぶということです。おいしい水とは不純物や科学物質の味や臭いが感じられないもので、また水に含まれているミネラルの量も水のおいしさや、風 味に影響します。 湯は必ず沸騰させてから使用する。特に、水道水を使う場合には塩素が多く含まれていることが多いので、沸騰し始めたらヤカンのふたを開けて、沸騰状態を2~5分間続けてカルキを抜くことが大切です。 茶種に合った茶器を選ぶ。茶の種類によって、茶器の選び方が違います。茶碗ひとつをとっても、その大きさや素材、形も様々でそれぞれのお茶に適した茶器があるのです。 茶種に対して、いれる人数による、茶の量と湯の量、湯の温度、浸出時間を守る。茶の種類によって入れ方が違うのでそれぞれの四つのポイントをしっかりと覚えましょう。各茶碗の濃度が同じになるよう「廻し注ぎ」をする。各茶碗の濃さと湯の量が同じになるように、少しずつ数回に分けて注ぎます。茶碗3客の場合、1,2,3と注いだら3,2,1と戻り、これを繰り返すように注ぎきります。 最後の一滴まで注ぎきる。急須に湯が残っていると、二煎目を入れるまでに浸出してしまうので、最後の一滴まで搾り切ることが大切です。 また、一煎目を注ぎ終えたら急須のフタをとり、ポンと急須をたたき、茶葉を真ん中に寄せ茶葉の蒸 れすぎを防ぎます。 おいしく淹れるには4つのポイントがあります。それは ①お茶の葉の量 ②お湯の量 ③お湯の温度 ④浸出時間 です。 上級煎茶の淹れ方それでは、上級煎茶を入れながらご説明しましょう。 お茶は、お湯の温度が高いほど苦渋味が出て味のバランスが悪くなりますから、適温、ここでは70℃までお湯を冷まします。これには、茶碗を使うことで、湯の計量と湯冷まし、それと茶碗を温めておくという3つを同時に行うことが出来ます。例えば、ポットのお湯は90℃位、湯飲みに移して80℃、急須に入れると70℃と、適温になります。ここで大事なことは低温だからといって、沸騰しないお湯を使ってはいけません。お湯は、沸騰状態を3~5分位続けたものを使いましょう。 お湯の量は、各茶碗に八分目ほど入れ、茶葉を用意します。通常、上・中級煎茶なら、2~3人分淹れる場合、1人分3gを目安にします。但し、1人の場合はやや多目の5gくらいが美味しく飲める量です。1人で飲むからといって茶葉をケチってはいけません。茶碗に入れたお湯の温度は、上級茶の場合、お湯を入れた茶碗を手で包むように持って、何とか持ち続けられる位が適温です。これを急須に静かに注ぎ、30~40秒浸出します。 それでは茶碗に注いでみましょう。並べた茶碗に少量ずつ、順番に注ぎ分けます。1,2,3、と注いだら3,2,1と戻ります。これを「廻し注ぎ」と言って、どの茶碗も同じ濃さにする方法ですから、必ず実行してください。注ぎ終わりに大切なことは、お湯が残らないように、最後の一滴まで搾り切ることです。これは「美味しいところを残さず飲む」ということと、「次の一杯を美味しく飲む」ために行います。 では最近主流の深蒸し茶ではどうでしょうか。基本的には普通煎茶と変わりませんが、普通煎茶より細かい分浸出しやすいので、浸出時間(急須にお湯を入れておく時間)は10~20秒程度で良いでしょう。お湯の温度もさほど気にしなくとも良いかもしれません。余りぬるいお茶は美味しくありませんよね。 茶器を選ぶ①茶碗を選ぶ
玉露は1人分が20ミリリットルぐらいなので茶碗は直径3~6センチ、40ミリリットル入るくらいの小ぶりのものが適当です。上級煎茶は玉露用よりはやや大きめのですが、やはり小ぶりで100ミリリットルほどの容量です。中級煎茶用には150ミリリットルほどの中ぶりのもの、番茶用には180ミリリットルくらい入る、深い大ぶりのものが良いでしょう。茶碗は手ざわりや口当りのよさも選ぶポイントとなりますし、特に上級茶はお茶の色合いが良くわかる白磁のものを選ぶようにしましょう。
茶碗の形には大別して2種類あります。一つは背が低く飲み口が広がっている「汲み出し茶碗」で、煎茶や玉露用茶碗としておもてなし用に使われます。また「湯飲み茶碗」は汲み出し茶碗よりも背が高く、太い筒のようなタイプで、普段使いの茶碗として使われます。大ぶりの物は番茶やほうじ茶専用です。
|