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おいしい水とは


 おいしいお茶を飲むためには、お茶を入れるにふさわしい水を用意しなければなりません。では、お茶にふさわしい水とはどのような水なのでしょうか。緑茶に適する水質は、飲料に適する水でなくてはなりません。飲料の水質基準は水道法の省令で決められており、全46項目の検査対象が基準値に入らないと水道水として認められません。

①軟水と硬水

 茶に対して影響を及ぼす水の水質や成分で現在解明されているのは、ph(水素イオン濃度)、鉄、カルシウム、及びマグネシウム、塩素で、茶の水色や香味に影響すると言われています。カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が、水の中にどの程度含まれているかを示す基準を「水の硬度」といいます。ミネラル成分の含有量が少ないに程硬度が低く、それを「軟水」と呼び、硬度が高いものを「硬水」と呼びます。

②水の硬度

 水の硬度を示す単位は様々ですが、JISでは、水中のカルシウムイオン及びマグネシウムイオンの量を、これに対応する酸化カルシウムの量に換算して、1リットルについてのmg数で表します。100以下が軟水です。硬度の高い水で茶を浸出すると、味が淡白になり、香も薄く、色は白く濁ります。

③お茶に適したおいしい水とは

 お茶をおいしくいれるには、軟水で、かつ塩素など味や臭いに影響を及ぼすような不純物が含まれていないものを選びます。水道水を使う場合は、塩素の臭いを取り除いてから使用します。それには湯を沸騰させることです。湯沸しにとき、沸騰し始めたらヤカンの蓋を少しずらし、沸騰状態を3~5分間続けてカルキ臭を抜くことがおいしいお茶をいれるうえで大切です。また、湯冷ましが必要なときでも、必ず一度沸騰した湯を目的の温度まで冷まして使用することが重要です。市販されているミネラルウォーターを利用する場合は、できるだけ硬度の低いものを選びましょう。海外の水は硬度が高いものが比較的多いので、パッケージに示されている高度を確かめて選ぶことが必要です。またこの際も、湯を沸騰させることをお忘れなく。

ミネラルウォーターの硬度
0           100           200            300          400
  ●南アルプスの天然水

         ●六甲のおいしい水

    ●ボルヴィック
     ●エビアン

          ●ヴィッテル

                 ●ベリエ
軟水              硬水


水のなるほどクイズ修了証



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川根のお茶や 日本茶インストラクター協会
おいしいお茶を求めてー2003年11月開設・現在進行形